練習報告
ウォーミングアップ
Agnus Dei(Johannson)
水汲み(高田三郎)
Abshied vom Walde(Mendelssohn)
Ave Maria(Rheinberger)
開始当初は10名でした。
見学でソプラノにお一人来てくださいました。
徐々に集まってきて、最終的に14名で練習することができました。
後半では、Kさんが奥さまとご一緒に来てくださり、奥さまもソプラノで一緒に歌ってくださいました。
また、奈良のお土産を差し入れてくださいました。
ウォーミングアップでは、先週と同じような体をほぐす体操と他者の声を聞きながら声を作っていく発声練習をしました。
今日は最初から最後まで円を作り、隣に同じパートの人が来ないようにしてばらばらになって練習しました。
「Agnus Dei」では、歌詞をつけて練習しました。
テキストと音の長さや音量記号の関係に少し思いを馳せながら練習しました。
各パートともとりきれていない音があるので、今後はどれだけその箇所を少なくするかですね。
ハーモニーは決まるととても気持ちがいいサウンドになるので、今後も精度を高めていけたらと思います。
「水汲み」は、最後まで歌詞をつけて練習しました。
歌詞の情景に作曲者がどのような意図をもって音楽や音をつけたのかを探りながら歌っていきました。
ところどころにある、ritenutoや最後に出てくるsostenutoをどのように作曲者に共感して演奏するかがとても大事なポイントだと思います。
すこし喉を固くして歌ってしまうためにレガートが弱い部分が多くあるので、もう少しレガートで歌える部分を増やしたいと考えています。
あと、鼻濁音で話される言葉に注意を払う必要があります。
「Abschied vom Walde」は、感嘆詞と次の言葉のバランスに注意を払いました。
クレッシェンド時に少し早くなりすぎること、ディミヌエンドの時に、次の音楽の流れに合うゆるみをどのようにして作るかが課題だと思います。
でも、ゆっくりすぎると本番で時間オーバーになってしますのでテンポについてはかなり気を使わなければなりません。
具体的には、1番、2番は1分05秒以内、3番は1分15秒以内で歌えるようになる必要になります。
よければ、(拍数)÷(必要な秒数)×60で計算してみてください。
各番あたりの大体のテンポが割り出せます。
「Ave Maria」は、ニュアンスの等質化と最後のアーメンの部分の発音のアインザッツを揃える練習をしました。
合唱祭で歌う曲については、共通の課題があります。
・各パートとも音の高さによってピッチが不安定な箇所がある。
・クレッシェンドの時に力が入り過ぎてピッチが不安定になったり、テンポが速くなりすぎるなど、感情的になりすぎる。
・同じ音高で歌うときに、母音の種類が変わったり、アーティキュレーションを表現しようとすると、音が揺らぐ。
「無くて七癖、あって四十八癖」とよく言われます。
癖は誰にでもあります。
できる限り演奏する上でよくない癖を合唱団としてなくしていきましょう。
休憩時間は、
合唱祭の事前練習と衣装について
出演者にチケットお渡し
6月の練習日程のお知らせ
などを相談、連絡しました。
今日は、Kさんご夫妻から奈良のお菓子「鹿と参道クッキー」をいただきました。
ありがとうございました。
最後に今日の写真をアップします。
皆さま、お疲れさまでした。