練習報告
Hosanna(Mozart)
Herbstlied(Mendelssohn)
にじ色の魚(木下牧子)
Christ ist erstanden(Schubert)
Die Nachtigall(Mendelssohn)
ウォーミングアップでは、半音、全音、3度の順次進行という形で音階練習をしました。
また、2人1組になり、半音、全音を交互に歌ってから順次進行を一緒に歌うという練習をしました。
一人一人の音程に対する責任感と相手と共有する意識が必要ないい練習だと思います。
今後もしばらく取り組んでみようと思います。
また、これまでは完全4度の音階練習を同時に歌って練習していましたが、今回は一方が音階を歌うと、もう一方は同度で伸ばすという形を交互に繰り返して練習しました。
このことにより、一つ一つの音程の幅をどのようにきれいにハモらせるかという課題に取り組むことができました。
頭の体操を兼ねて、今後も取り組みます。
さらに組み合わせも複雑にして、ゲーム感覚で続けてみようと考えています。
「Hosanna」では、メロディーが動く中で一瞬のハーモニーを決めることを意識して練習しました。
「にじ色の魚」では、作曲者がどのように意図していて作曲したかを私たちなりに読み取りつつ、それをどのように表現するかを考えながら練習しました。
木下牧子さんの作品はどれもきちんとした意図をもって作曲されていて、それを表現することがとても難しいように思います。
演奏する側はそれを表現できるようになるために、練習に取り組むわけですが、彼女の曲はそう簡単にはできるようにはなりません。
要するに彼女の曲は練習のしがいがある曲ばかりだということですね(笑)
ドイツ語の曲では言葉をきっちりと発音することが、その曲の持つ音楽をより深めるということを学ぶことができたように思います。
また、文法構造を意識してフレーズを歌うことで、音楽の動きがより自然になることも感じられて、有意義な練習になりました。