Schön Blümelein op.43-3(シューマン)
So wahr die Sonne scheinet op.37-12(シューマン)
Wenn ich ein Vöglein wär op.43-1(シューマン)
Herbstlied op.43-2(シューマン)
Zegeunerleben op.29-3(シューマン)
風がおもてで呼んでいる(心象スケッチ/髙田三郎)
ウォーミングアップを経て、シューマンの「Schön Blümelein」から練習スタート。10月の練習で音取りを済ませているので今回はドイツ語の歌詞入れです。
「美しい小さい花」という邦題の通り、歌詞も一見さわやかに花と虫たちの自然の風景を歌っているかのようですが、そこはロマン派。まあ要するに女と男のことらしいです。お色気ソングだらけです。
休憩をはさんで歌詞入れ済みのシューマン4曲を通してみたあとは、出演を申し込む予定の関西混声合唱フェスティバル(2020年2月11日)での演奏曲。
まずは「Zegeunerleben(流浪の民)」。ここのところ毎回取り上げている曲ですが、アップテンポで歌詞も多く、練習間隔があいたり自主練習がおろそかになるとすぐ退化してしまう試練の曲です。
とにかく歌詞をスムーズに喋れるように。そしてクリアに歌詞を発音しつつも、息はいちいち飲み込まずに流す。まだまだあちこちで「あちゃー」というオーラが飛び交う練習ですが、「三歩進んで二歩下がる」を繰り返しながら、カッコよさを楽しめる部分が少しずつ増えてきています。
そして最後は髙田三郎の心象スケッチの終曲「風がおもてで呼んでいる」。練習の中で強弱についても丁寧にみていったのですが、楽譜の指示通りの音量で必ずしもバランスのよいアウトプットが生まれるわけでもなく、かといってバランスだけを考えてニュアンスがおかしくなっては本末転倒。作曲者の意図と他パートにも意識を向ける必要があり、音域も広く、その上せわしない曲なのでパート内でのブレス位置の調整も重要!
本番までの2ヵ月半で余裕を生み出すべくがんばります。
(by アルト 五本指靴下)